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[メルマガまとめ]犬🐶の歯磨き🦷は「歯周ポケット」が命!歯周病の恐ろしさと正しいケア🧹

更新日:1 日前


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1.気付かなかった“お口のトラブル”


今年、私のお店で起きたワンちゃん事件簿の第3弾は、

「歯石は付いてないのに、歯周病で目👁の下に穴🕳があいた😱」

です!


子犬の頃から通ってくださっているマルチーズの男の子♂

ご自宅では、あまり歯を磨かせてもらえない、とのことでしたが、

歯石も少なく、歯茎に赤みや腫れもなかったので、

歯磨きできてなくてこの状態なら「唾液の質がいいのかな~」なんて、

楽観的に考えてしまっていました。


それが、今年の3月に来店された際、

右目の下に大きなカサブタのようなものができていたのです😱😱😱


これは、奥歯の歯周病が進行し、目の下に膿が溜まって穴があく症状

「外歯瘻(がいしろう)

ではないかと伝えて、すぐに動物病院🏥へ行ってもらったところ、

やはり外歯瘻と診断され、すぐに処置が行われました。


毎月お口の中を見ていたにも関わらず、

歯石がないことに油断し、

飼い主さんの「なかなか磨かせてくれなくて…」という言葉に、

「じゃあ、できる範囲で・・・」と甘く対応してしまったことを、深く後悔しました😥


この事件以降、歯石や歯茎の赤みがないワンちゃんでも、

「ちゃんと磨けてない」場合は、

厳しめに「磨きましょう😤」とお伝えするようにしています。


犬の歯周病
本当に怖いのは、歯石じゃなくて歯周病!


2.犬🐶の歯磨きは“歯🦷”ではなく“歯周ポケット”!


「歯磨き」と聞くと“歯”を磨きたくなりますよね。

でも、ワンちゃん🐶のお口は人間と違います。


人間とワンちゃんでは、お口👄の中のpH(ペーハー/ピーエイチ)が異なり、

これが繁殖する菌の種類に影響します。


  • 人間: 酸性⇒ 虫歯菌(ミュータント菌)が繁殖しやすい

  • 犬🐶: アルカリ性⇒ 歯周病菌が繁殖しやすい


つまり、

ワンちゃんは虫歯にはなりにくく

歯周病めちゃくちゃなりやすいのです!!


だから、犬🐶の歯磨きは、歯ではなく

歯周病菌が繁殖しやすい

歯周ポケット

を磨く!これが超重要ポイントです💡


犬の歯磨き、磨くのは歯周ポケット!
歯周ポケットに届かなければ意味無し


3. ”歯石の罠”にハマらず、正しいケアを!


歯石だけを気にして、歯の表面だけを磨くと、

見た目はキレイでも、

歯茎の奥で、歯周病が進行していることがあります🥶


この”見た目はキレイ”の罠を回避するには、

歯ブラシ歯周ポケットを磨くしかありません!!


歯周ポケットに届くのは極細毛の歯ブラシだけ


もし、「面倒…」「うちのコ、歯ブラシ嫌がる…」と思われたなら、

このワードで画像検索してみてください👇


🔎「犬 外歯瘻


ちょっとショッキングですが、

放置することの怖さ🥶が分かっていただけると思います。


放置の怖さを感じていただけたら、

次は、正しい磨き方を説明しますね。


歯周ポケットの位置は、歯と歯茎の境目。

そこに届くように歯ブラシを斜め45度に当てて、前後に小刻みに動かします。

表も内側も、きっちり磨きましょう😤


歯周ポケットの磨き方
歯周ポケットの歯垢を掻きだすように

ここで大事なのが

歯ブラシでないとダメ!”

ということです。


指に巻くシートや歯磨きガムでは、歯周ポケットの奥まで届きません


「うちのコ、歯ブラシさせてくれないんだけど…😱」という飼い主さん!

ここからが大事です👊




4.歯ブラシ練習は“少しずつ”が鉄則!


歯磨きの練習は、何歳からでも遅くはありません!

でも、イキナリ・ガッツリ練習はNG🚫


イヤな思い・痛い思いをすると、

ワンちゃん🐶は、二度と磨かせてくれなくなります


焦らず少しずつ慣らしていきましょう。


第6章(レッスン:スモールステップトレーニング)で

歯磨きの練習方法を詳しく解説しています!

{書籍にはレッスン動画のURLを載せているので、動画でも学べます!!}


犬の歯磨き練習
書籍ご購入でレッスン動画が見られます♪

がんばって練習していただきたいのですが、

できるようになるまで放置なの⁉😱心配になりますよね😅


そこで、歯ブラシほど効果的ではないけど

「やらないよりは、やったほうがいいこと」もご紹介しておきます😉




5.歯磨きガム・シート・液体タイプの本当の効果


最終的には、歯ブラシができるようになる必要があります!

が、できるようになるまでの間、「やらないよりは、やったほうがいい」こと、

また、よくある歯磨き方法の本当の効果をお伝えしますね。



🧻 歯磨きシート

歯ブラシがまだ無理なら、歯磨きシートでできるようになりましょう!


でも、シートは歯周ポケットまでは届かないので、

最終的には歯ブラシに移行しましょう💪



💧 お水・ご飯に混ぜるタイプ

歯周ポケットには届きにくいですが、歯ブラシ練習中なら

「やらないよりはマシ」。




これらを使うなら「使用開始から3日以内に口臭が変わるか」チェック!

口臭の変化がなければ、その製品は、愛犬ちゃんのお口の状態に合っていません



🦴 歯磨きガム

正直、ほぼ気休め😂

カロリーや原材料にも要注意です!



6.全身麻酔での歯石除去「スケーリング」の注意点


歯石が溜まって手に負えなくなった場合、

動物病院で全身麻酔による歯石除去

「スケーリング👨‍🏭」

を検討することになります。


麻酔ができる健康状態がOKなら、スケーリングはしてもらったほうがいいでしょう。


ただし、スケーリングには

メチャクチャ注意しなくてはいけないこと

が2つあります🤘


1つめは、スケーリング後のケア


施術直後は、歯はピカピカ✨ですが、その後、歯磨きをサボると、

あっという間に元通りに😭


ひどい場合は、除去前より悪化することも😱


👉「歯石を取ったからもう安心」ではなく、その後のケアが本番です😤


2つめの注意点は、

「スケーリング」は、あくまでも歯石を取る処置で、

歯周病の治療は、また別です!


歯科治療をしっかりしてくれる病院なら、

スケーリングの際に、歯茎の奥までチェックして、

歯周病があれば、必要な処置をしてくれます。


でも、動物病院はあらゆる動物・分野を診るので、歯科に特化していない場合もあります。

(⚠スケーリングはできても、歯周病の治療ができないケースがあります!)


なので、全身麻酔によるスケーリング(歯石取り)を検討する際は、

「歯周病の処置もしてもらえますか?」必ず確認してください。



7.歯科が得意な病院を見つけるには?


「そんなの獣医さんに聞けない…」

「最初から歯科が得意な病院に行きたい」という場合は、

病院選びがカギ🔑です😤


チェックポイント✅は、歯科用レントゲンがあるかどうか!

目視だけでは分からない歯茎の奥の状態を、レントゲンで確認してくれる病院がおすすめです。


(術前の検査に歯科用レントゲンが入ってなければ、

 その病院でスケーリングするのは、リスクが高いかもしれません。)


病院を探すなら、こんな👇検索ワードで探してください。


🔎「歯科用レントゲン 動物病院」

🔎「歯科 動物病院」

🔎「歯周病 動物病院」


全身麻酔をかけるなら、歯石だけでなく

絶対に歯周病まで治療してもらいましょう。


「歯石だけ取って安心♥」では、麻酔のリスクに見合いません😤



🦷まとめ:「歯石ではなく、歯周病を防ごう!」


✅ 歯を磨くのではなく、歯周ポケットを磨く

✅ 歯ブラシでのケアがいちばん効果的

✅ 歯石除去(スケーリング)後のケアを怠らない&歯科が得意な病院を選ぶ


「歯磨き🦷大事‼ゼッタイ😤😤」


──見た目のキレイさではなく、愛犬の健康寿命を守るための合言葉です💪❤️




📢お知らせ


2026年1月に、オンラインで愛犬🐶ちゃんの歯磨き練習ができる

【歯磨きチャレンジコース】を開催予定です♪

詳細・お申込み方法は、無料メール講座『愛犬が賢くなって、元気で長生きできる暮らし方』を受講した方にお送りするメールレター(メルマガ✉)にてご案内します♪


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