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特集記事

バレンタインデーとホワイトデーの間に。チョコレート「ひとかけらでも猛毒」は本当?種類と危険量を正しく知ろう

  • 2月21日
  • 読了時間: 5分
犬にチョコレートはダメ?

クリスマス、バレンタイン、ホワイトデー・・・

冬は、お家の中にスイーツ、

特にチョコレート🍫が普段よりもたくさんあるシーズンですね!


「犬にチョコ🍫は絶対ダメ!」

「ひとかけらでも食べたら死んでしまう!」

そんな情報を見聞きしたことはありますでしょうか?


確かに、チョコレート🍫は犬に”与えてはいけない”食材の1つ。


では、1かけらでも食べたら危険なのでしょうか?


実は、チョコ🍫の「種類」「量」によって

その危険度はかなり違います😱


今回は、万が一の時にパニックにならず、

冷静に愛犬を守るための知識をお伝えします。



💀 毒性がある成分は「テオブロミン」


チョコレートの原料であるカカオには、

「テオブロミン」という成分が含まれています。


人間は、この成分を分解・排出できるのですが、

ワンちゃんは、この能力が低いのです。


テオブロミンは、ワンちゃんの体内に長時間留まり、

中毒症状(興奮、嘔吐、震え、不整脈など)を引き起こします。


しかし、毒性学の基本には、

「すべてのものは毒であり、量が毒を作るという言葉があります。


テオブロミンも、微量であれば、ワンちゃんの体内で代謝され、

何も起きずに終わることが多いのです。



🍫 チョコの種類で全く違う!テオブロミンの含有量


重要なのは、「チョコレート」とひとくくりにせず、

カカオがどれくらい入っているかを見てください。


🧪 「危険な量」の目安


では、どれくらい食べると危ないのでしょうか?


一般的な中毒症状(嘔吐や下痢、軽い興奮など)が

出始める目安は、体重1kgあたり20mgのテオブロミン

摂取した時と言われています。


【例:体重5kgのトイプードル🐩の場合】

中毒の可能性が出てくるテオブロミン量は 約100mg です。

これをチョコレート🍫の量に換算すると…?


  • 普通のミルク🥛チョコレート(板チョコ)なら?

    • 約50g(板チョコ1枚以上)で症状が出るかもしれない量です。

    • つまり、「床に落ちたひとかけら(3~4g)」をパクリと食べた程度なら、

      慌てて病院へ駆け込む必要は、ほとんどありません。


  • カカオ70%以上の高カカオチョコなら?

    • 10~15g(ひとかけら~ふたかけら)で危険ラインに達します。


  • 製菓用ココアパウダーなら?

    • 小さじ1~2杯危険な状態になります。



🚫「高カカオ」と「ココア」には要注意!


バレンタインなどで頂くような

甘くて美味しいチョコ🍫なら、一口くらい食べられても

問題ないことがほとんどです。


でも、最近流行りの「健康志向の高カカオチョコ」や、

お菓子作りに使う「ココアパウダー」は、

絶対に食べられないように注意しなくてはいけません!!


また、カカオの量が少ない甘いチョコでも、

ワンちゃんが届くところに置き忘れて

”箱食い”された(量をたくさん食べられた)場合は、

その量によってテオブロミンの摂取量が多くなってしまうので、

置き忘れは厳禁✖です!!



😖 もし食べてしまったら?


🔵 まずは落ち着く


「チョコ食べられちゃった😱」とパニックになって、無理やり口をこじ開けたり、知識なく吐かせようとするのは逆効果です。

ごく少量(1~2かけら)なら、落ち着いてしばらく様子を見ましょう。



🔴 大量・高カカオ・ココアパウダーを食べられてしまった場合


  1. パッケージを確認

    「商品名(カカオ%)」を確認します。


  2. 量を推測

    「何gくらい食べたか?」を残りの量から計算します。


  3. 動物病院へ連絡:

    「犬種・体重」「食べた種類と量」「食べてからの時間」を伝え、

    指示を仰ぎましょう。



🍰 チョコ以外の注意点


カカオ(テオブロミン)は、摂取量によって中毒症状が出ることが分かっていますが、

カカオが入ってないスイーツ・お菓子にも注意事項✖があります!


ホワイトチョコ

カカオは入ってませんが、乳製品・脂肪分が多いので、

食べすぎると内臓(膵臓・腎臓)にトラブルが起こる可能性があります!


🍫 海外製のお菓子

特にアメリカ製のお菓子は、キシリトールがたくさん使われているものがあります。

キシリトールも、大量摂取すると腎臓にトラブルが起こることが報告されています!

(ごく少量なら問題ありません)


🍬 その他のお菓子(スナック)

そもそも、人間用の市販のお菓子には、糖分・油分がたくさん含まれています!


人間の10分の1、20分の1の体重のワンちゃんに、

「ひとくちだけね🎵」な~んて人間用のお菓子をあげちゃうと

その量は、人間に換算したら10口・20口分食べてる、ということになります。


ポロっと落としたのを食べられちゃった、くらいなら

(アレルギーじゃない限り)体の心配は少ないですが、

わざわざ食べさせるのは、デメリットのほうが大きいです。


※ただし、ワンちゃんは「ポロっと落としたお菓子を食べることができた🎵」という成功体験をしてしまうと、飼い主さんの足元で常に落ちてくるのを狙うコになってしまうので、できれば、お菓子を食べるのは、ワンちゃんがいないところにしてあげてください🙇‍♀️



📜 まとめ


  • ミルクチョコのひとかけら

     慌てすぎず、様子を見ても大丈夫なケースが多い。


  • 高カカオ・ココア

     少量でもすぐ病院へ!

    できれば、食べた量・種類(カカオの含有量)を把握する。


  • 人間用お菓子全般

    ポロっと落としたのをちょっと食べられちゃった、くらいは仕方ないが

    わざわざ与えるのはNG✖



🔆対策:

基本的に食べ物は全部、ワンちゃんが勝手に食べられる状態にしないこと!!

ちゃんと、物理的に届かない場所=扉の中 にしまうようにしましょう。


⚠注意!

棚やテーブルなどの「高い所」は、根性のあるワンちゃんなら、

登ったりジャンプしたり、どうにかして届いてしまうことがあります!

必ず、ワンちゃんが開けられないところにしまいましょう😤




人間にとって美味しいスイーツ・お菓子は、

ワンちゃんの健康を損ねてしまうことがあるので、

人間だけで楽しむようにしましょうね🎵

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